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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第52章 コケコッコー♪

「どこ行ったんだ?あいつら」

トテトテトテ¨

歩いて探すも見当たらない

しかし目立つ

すれ違う人すれ違う人皆俺を見てんじゃん?!

超目立つ

「鮫島先輩携帯鳴らしたら?」

「携帯?だったらお前が鳴らせよ?」

「えー?僕が?なつ兄と日高先輩どっちにかけたらいいか分かんないしーぃ¨」

分かんないしーぃってどっちでもいいだろ

「河辺お前が風船持て。俺がかけるから」

風船?

「やだよ!あっやっぱり僕がかけるからいい♪」

「お前っ「あっもしもし?今どこにいるの?」」

どっちにかけたんだよ?
どっちでもいいんだけど何となく気になる

それより持つの嫌だから俺に押し付けたな!

「分かったー♪今からそっち行くね♪はーい♪」

プチ♪

「日高先輩雑貨屋さんにいるって♪行こう♪?」

「日高君にかけたのか?」

河辺はいつも何かあれば相川じゃなくて日高君を選ぶ

どうしていつも日高君なんだ?

「そうだけど?」

「何でなっちゃんにかけないんだ?」

何でって¨

「あー♪もしかして妬いてる?(笑)」

「やっ妬くわけないだろ!?」

「妬いてんだー(笑)あははは♪かっわいい(笑)」

かっかわ!!?

「おい!河辺っ」

「早く―っ♪置いてくよ?(笑)」

何で俺が風船3つ持って追いかけなくちゃなんねーんだ

「待てよ!」

「早く―っ♪早く―っ♪(笑)」

くそっ

本当これじゃ尻に敷かれた旦那だな¨

「待てって!」

「あー♪あそこにいるみたい!♪」

河辺は無邪気に走って行く

あーもうっ


店から出たら丁度河辺が走って来た

「どこ行ってたんだ?」

兄さん?

「あっ♪河辺♪」

日高先輩♪

「日高せ♪」

「あれ?河辺君鮫島君は?」

「あー河辺君お帰り?鮫島君は?」

橘さんに小野寺さん?

「あー河辺君か?久しぶりだな♪」

え?鴨倉さん!何で?!

「あっ風船いいなー♪(笑)」

変な人までいた

「え?あのっ」

続々店の中から皆が出てきた

いつの間にこんな大勢になったの?!!

「河辺待てって!あっあれ?何で皆いるんだ?ってかなっちゃん何買ったんだ?」

相川が店の紙袋を持っていた

「何でまたなつ兄なの!?」

「お前の方こそ妬いてんだろ?(笑)」

「先輩♪被ってあげなよ♪」

「いいって!こら!返せ」

被って?

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