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「じゃーん♪鮫島先輩♪先輩可愛いだろ？♪(笑)」

日高が勝手に俺の紙袋開けてぼんぼりついた帽子を被せて見せた

恥ずかしいっ

「へっへー(笑)日高君が選んだのか？」

「可愛いでしょ？(笑)」

相川も尻に敷かれる旦那か¨
相川の場合は女房？女房って¨

「ふっ¨」

「何だよ！お前っ！笑ってんなよ。腹立つなー！」

「いやいや(笑)意外に似合ってると思ってな？」

「思ってねーだろ？」

「先輩♪似合ってるよ♪俺も被ろうってか橘さんも小野寺さんも被ったら？♪」

え？橘さんと小野寺さんも？

「買ったのはいいけど¨やっぱり恥ずかしいね(笑)どうかな?」

「私もどっどうかな？」

二人してぼんぼりついたニット帽を被って見せてきた

「にっ似合って¨ますよ？」

ひ¨引くわー¨

「何でお前敬語なんだよ？ｷﾓｯ(笑)」

「うるさいなっ」

「鮫島先輩♪僕も」

まさか！?

「河辺?俺はちょっと¨」

「皆待っててくれる？鮫島先輩と見てくるから♪(笑)鮫島先輩行こう♪」

「おい！河辺っ引っ張」

「鮫島♪」

相川♪助けてくれるのか？

「持っといてやるよ？」

「え？」

「その風船(笑)邪魔だろ？」

「邪魔ってお前らの」

「鮫島先輩♪何してるの？早く―っ♪」

河辺が店の中から鮫島を呼ぶ

「可愛いの選んでもらって来いよ♪鮫島君(笑)」

ぽん！と相川が俺の背中を押した

「鮫島君ってお前なー？」

「ほら♪河辺君が呼んでるよ？早く行ってあげなきゃ？」

くそっ皆して！覚えてろよ！

「河辺！俺は買うならぼんぼりじゃなくて普通の」

そう言いながら鮫島は店の中に入って行った

「鮫島どんな帽子買うのかな？(笑)」

「河辺が選ぶんなら¨耳つきとか？(笑)」

「いくらなんでもそれは無いだろ？(笑)」

鮫島がどんな帽子で出てくるかワクワクして出てくるのを待った