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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

「河辺そこ違うぞ?」

仮に僕のチームが負けた場合の事を考えてくれた鮫島先輩に指導を受けていた

「こうだ!やってみろ」

足腰ガクガク‥ってか鮫島先輩何でこんな事知ってるの

「もうダメ…ハァ‥ハァ休ませてよ?」

その場にしゃがみこんだ

「そうだな?今何時だ?」

時計を見たら夕方の5時半ちょっとすぎた頃?

「ひとっ風呂浴びたら夕飯だな?♪河辺風呂入ってこいよ?」

「鮫島先輩は?」

僕一人で入るの?

「俺はさっき入ったから河辺行ってこい♪」

あっそっか?

「じゃ僕お風呂入って来るよ♪」

ガチャ♪と部屋の扉開けたら日高先輩と兄さんがリビングでくつろいでいた

「何やってるの?♪」

「あー河辺か?今先輩とホットコーヒー飲んでて」

ホットコーヒー?

「僕もほしいなぁ♪」

稽古して咽乾いちゃった

「入れて来てやるよ♪」

「あっ僕はアイスで♪」

「分かった♪」

日高先輩やっさし~♪

「よっこいしょ♪」

僕も椅子を引いて席に座った

「お前臭いぞ?」

臭い?

「あーさっき鮫島先輩に特訓受けていて汗かいたから」

「特訓?何の?ってか先にシャワー浴びてこいよ」

「でも咽乾いちゃったし(笑)」

「そんなのシャワー浴びながら口開けたら水分補給できるだろ?」

僕にそんなデンジャラスな事させる気?!

「なっなつ兄じゃあるまいし(笑)」

「俺もそんな事した事ねーよ(笑)」

それを僕にしろって言ったよね‼?今言ったよね‼?

「いいから先にシャワー浴びてこいよ」

「でも日高先輩が今アイスコーヒー作って」

「ああ俺が言っといてやるよ日高ー?コーヒーキャンセルで(笑)」

勝手にキャンセルしないでよ!

「もういい!僕行って来る‼」

河辺はプンプンして風呂場に向かった

「あれ?川辺は?」

アイスコーヒー持って日高がやって来た

「キャンセルって言っただろ?」

「でもちょうど出来た頃だったし」

「じゃ?とりあえず置いとけば?」

テーブルにアイスコーヒーだけ置いて俺たちは部屋に戻った


そろそろ夕飯だな♪今日は何だろう♪

「橘さん?」

あれ?いない?いつもこの時間帯はキッチンで何か作ってるはずなのに…

「ん?アイスコーヒー?まだ口つけてない」

無人のテーブルにアイスコーヒーだけ置かれてあった

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