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モコモコは確かに犬だけど犬だけど‥

河辺「何に見えるっての！言ってみてよ‼?」

相川「綿菓子だな♪うん綿菓子だ！」

モコモコはふわふわのモコモコの綿菓子♪
子供の頃夏祭りで母さんに綿菓子買って♪って言っても買ってもらったためしがない夢の綿菓子だ♪

俺と日高の夢と希望

河辺「綿菓子？(笑)そんな事言うなつ兄こそ白先輩に謝るべきなんじゃないの！？」

相川「何でだよ！」

後ろの方で先輩と河辺の言い合う声が聞こえた

日高「何揉めてるんだよ？」

日高と鮫島が寄ってきた

相川「日高聞いてくれよ！こいつが俺に謝れって言うんだ」

何の事？

日高「先輩落ち着いて?どうしたの？」

相川「だからこいつが！」

先輩が俺にしがみつく

悪くないなこの状況♪

河辺「なつ兄は何でも日高先輩に頼りすぎだよ‼」

河辺がそんな二人を引き離しに行こうとした

鮫島「いいだろ！別に?」

それを止めに入った鮫島先輩

日高「二人何があったの？」

しがみつく先輩の頭をいい子♪いい子♪してやった

相川「日高っ日高…」

ムッ‼

河辺「くっつきすぎ‼いい加減離れたら！」

鮫島「お前は何に怒っているんだ？」

河辺「何にって」

僕は白先輩の事で怒ってて‥

鮫島先輩に兄さんの頭撫でる日高先輩が僕を見る

けど何かあればいつも日高先輩に優しくされる兄さんそれに甘える兄さんを見て余計腹が立って

雰囲気からして僕と鮫島先輩とは違うから‥

河辺「勝手にしたら‼」

鮫島「おい！川辺？」

その場を去った川辺の後を追った


「河辺待てって！！」

「来ないでよ‼」

何でいつも僕だけ‥

「何があった？」

鮫島先輩がゆっくり僕に近づいて来る

「僕は‥っ」

河辺？

「何があった？ん？言ってみろ♪」

ふわっと河辺を抱きしめた

「白先輩の事‥ペットって言ったらなつ兄が怒りだして‥」

ペット？

「そら怒るだろ？」

抱きしめた腕から河辺が顔を出した

「何で?！ペットはペットじゃん‼」

「あのなー河辺？白先輩の名前の由来知ってるか？」

「名前？」

「日高君となっちゃんが喧嘩して日高君が帰ってきた時初めて白先輩と俺たちは会ったよな？」

「うん‥」

確かあの時は日高先輩が白い小さな犬を抱っこしてて‥犬?って思ったけど可愛いかったから僕も抱っこさせてもらったんだ