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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第57章 焼け焼け♪餃子パーティー♪

お前全然違うじゃねーか‼
あの時の言い方だともっとフレンドリーなのかと思っていた
ヤクザじゃないのは確かみたいだけど‥
どうしよう!俺本当にどうしよう!

父親「先輩と聞いたがお前今年卒業だったな?」

ギクっ‼

日高「はい。先輩は俺の1つ上です」

あわわ!あわわ!俺どうしよう‥何か言わないといけないのに言葉が喉の奥に詰まって出てこない

父親「それはどうゆう事だ?」

言わないとっ

相川「あっあの‥」

父親「何だ」

ギロっと睨まれて怯んでしまった

日高「先輩は俺の夢を叶えてくれたんです」

いや違う!違わないけど本当は出席日数が足りなくて

父親「夢?」

日高「はい。先輩と出会ったのは二年の時でした。先輩と離れるのが嫌で俺が先輩に頼み込んだんです」

父親「それは本当か?」

えっ?俺に聞いてる?

俺はどう答えていいのか分からず日高を見た

相川「はっはい」

これでいいんだよな?

父親「そうか‥(ふーっ)」

日高の父親がため息ついた?
ダメだったのか!?はいと返事したのがダメだったのか‼?どうしよう‼

日高「俺たちは真剣です!男同士の恋愛を今すぐ理解してほしいとは言いません、ただ俺たちは真剣に付き合っていると言う事を知ってもらいたくてっだから!」

父親「……………」

ヤバイ!父親が黙りこんでしまった俺も何か言わないと‥

相川「俺もこいつ‥ひだ‥ひだ‥かを愛っじゃない‥好きで‥」

いや違う違わないけど

父親「…………」

言わないと‼ちゃんと言わないと‼

相川「み…認めてもらおうなんてそんな事俺も思っていません。ただ俺は「帰りなさい」」

え?

日高「お父さん‼」

父親「聞こえないのか?帰れと言っている」

このままでは本当にマズイ‼せめて日高の立場だけでも守らないと!

相川「俺が先に好きになったんです‼こいつは悪くない!」

先輩?

相川「俺が!俺が言い寄ったんです。だからこいつを責める事だけはしないで下さい!」

日高「何言ってるんだよ‼」

ちょっ先輩?!

先輩が体を横にズラして深々と頭を下げた

日高「顔上げてくれ!そこまでしなくていい!」

バン!!重量感のあるテーブルが揺れた

日高の父親が叩いたからだ

父親「もういいと言っている。帰りなさい」

相川「ぁ‥」

父親「帰りなさい」

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