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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第57章 焼け焼け♪餃子パーティー♪

「ありがとうございました♪またのご来店お待ちしております♪」

カランコラーン♪

相川「日高ありがとうな♪やっぱ甘い物は神だな♪神(笑)」

日高「喜んでもらえて良かったよ」

相川「うん♪すげー旨かった♪ところでお前の行きたい所は?」

日高「ぁ‥うん…(スーッ深く息を吸い込み‥うし‼気合いを入れて)」

相川「日高?」

日高「行こう‼」

先輩の手を引っ張り来た場所

デーン‼とそびえ立つ屋敷

相川「こ‥ここは?」

寺か?それとも道場か?こんな所に用なんかないだろ?

日高「俺の実家だよ」

相川「実家?ってえっ実家‼?何で?!えっ日高の!?どっどゆぅ事‼?」

俺何も聞かされてない!

日高「俺がいるから大丈夫だから‥行こう」

行こうっておい‼ちょっと待て!

ガラ‥

こっ心の準備が‥

日高「ただいま」

玄関開けやがった俺死んだ

奥から着物姿の女将?が現れた

母「あら?帰って来たの?別に今日じゃなくても良かったのにたまには帰って来なさいねお父さんなら居間にいるわよ」

お父さん?って事はこの人は日高のお母さん?

相川「あっ」

一瞬だけ俺を見てスッと行ってしまった日高の母親

挨拶出来なかった‥

どうしよう‥

日高「先輩行くよ」

日高が俺の手を握りしめる

こいつすごい手汗‥

家に上がり居間に続く廊下を歩く

ギシ‥ギシ‥と軋む廊下の音が俺の心臓を破壊した

1つの襖の前で止まった日高

ギュッと強く握られた握っていた手

スッと日高が前を見た

日高「失礼します」

親に向かって失礼します?

父親「座りなさい」

居間には袴姿の厳格そうな日高の父親が腕を組んで座っていた

日高「はい」

父親の目が俺と日高の間を見てる?

あっ手‼

俺から日高の手を離した

父親「そちらの方は?」

そうだ!挨拶だ!

相川「あっあの俺は」

スッと日高が俺の前に腕を出す

日高「この人は俺の大切な人です相川なつめさんと言います」

父親「その方がお前の言っていた人か?母さんから少し話は聞いたが‥」

話?話って何?俺は全くこの状況が飲み込めない

普通に靴でも買いに行くのかと思いきや、いきなり連れて来られた場所が屋敷で日高の実家で母親だ父親だと言われて頭パニックになって真っ白になってろくに挨拶も出来ず
そんな状況が更に俺を追い込んだ

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