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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第23章 2人って‥

「あーでもお前ら普通に戻ってて良かったよ」

って鮫島先輩が言った

どこが普通なんだよっ日高めっちゃ機嫌悪りーぃじゃん!

俺がちらっと日高を見ると鮫島をぼーっと見つめてた

俺はその日高の鮫島を見る目が気になって仕方なかった


《あーでもお前ら普通に戻ってて良かったよ》

鮫島先輩心配してパン買って来てくれるつもりだったんだ

なのに俺は‥

けど‥何で家知ってんだ?

またモヤモヤした気持ちになった

すると鮫島先輩が俺に

「日高君今日学食一緒に食べよう♪」

と言ってきた


「何で日高だけなんだよ!」

「なっちゃんはずっと俺と一緒だろ?(笑)」

鮫島先輩はそう言って笑った

《ずっと俺と一緒だろ?》

《ずっと俺と一緒だろ?》


「それは『まぁな♪』」

え‥?先輩?

それはどうゆう意味かと聞こうとしたら先輩が『まぁな』って言ってパンをまた食べ始めた

俺は不安で仕方なかった

パンを食べ終わり3人で大学に向かう事になった

「でさー河辺の奴がさー」

「お前そんな事したのか!?」

俺の前を仲良さそうに話しながら歩く2人


「日高何してんだよ?来いよ」

先輩がそう言ってくれたから行こうとしたら玄関ホールについてしまった

靴を履き替えて別々の行動になる

「じゃ日高また昼な♪」

「日高君また学食で♪」

「あ‥はい‥。」

先輩と鮫島先輩は俺が背を向けるまでずっと俺を見ていた

「どうしたの?日高君?」

「いや‥じゃ俺は」

背を向けて歩き出した俺

少しして振り返ると鮫島先輩が先輩の肩に腕をまわしていたのがちらっと見えて消えた

「俺が邪魔ならはっきり言えばいいだろ‥」

また俺は先輩を勝手に責めてしまっていた

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