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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第33章 奇妙な生活が始まった

俺みたいって‥

しかも好きとか不意に言われるとたじろいでしまう俺

寝転がって足バタバタさせながら本を読んで笑う先輩

この人は何でこんなにかわいいんだろ‥

一つ一つの仕草がたまらない

無意識に告ったりするなよ‥

「先輩‥」

日高が俺を呼んだから振り向いたら寝転がった日高が肘立てて俺を見つめていた
「俺も好きだよ‥先輩‥」

日高の左腕が伸びてきて顔が近づいてくる

「日高何の‥事だよっぅっ」

先輩が先に告ってきたんじゃん‥本当に先輩って

夕日の柔らかい赤い光が部屋を染める中俺は寝転がる日高に抱き寄せられ部屋の色と同じように赤くなる俺の顔

コンコン♪

「日高君開けるよ?買い物行くけど何食べたい?」

ナンパ野郎が部屋をノックして入ってきた

「しー‥っ!」

食パン君が人差し指立てて言ってきた

何だ?

聞こえてきたかわいい寝息

「寝てるのか?」

俺が日高君の寝顔を覗こうとすると日高君の肩に腕をまわした腕で日高君の顔を隠した食パン君

「別に君達の邪魔はしないよ(笑)」

「ん~‥先‥輩‥ついて‥」

ついて?って突いて!?

「日高‥もうついてないから寝てろ」

突いてないって!?

いつの間に入れ替わったんだ!?

ガチャッ

「ただいま~♪僕お腹空いた♪」

「河辺だから何か食うかって言っただろ?(笑)」

俺達が帰ってきたら相川と日高君の部屋の扉だけが開いていた

「あれ~?何してるの?♪」

河辺君が部屋に入ってきた

「しーっ!つか出てけよっ」

食パン君がそっと日高君から離れて立ち上がろうとした時
鮫島君も入ってきた
何だ?俺が部屋に入った時日高君が床に倒れていた

「何してんだよ倒れてんじゃん!」
「鮫島?違っ」

鮫島が日高を抱き起こそうとしたから俺が止めに入った時日高が鮫島に腕を伸ばした

「バカお前!」

ぴとっ♪ペロ♪

「え?」

ん~‥?しょっぱい‥?

日高君が俺のほっぺたを指ですくって舐めた

「お前もうデミグラスついてねーてったく(笑)ほら起きろ」

「デミグラス?」

橘さんが聞き返した

「昼ハンバーグセット食った時俺のほっぺたについたやつ舐めたんだよ(笑)」

シラッとラブラブ発言した相川

「なっちゃん最近言うようになったよな?(笑)」

「何がだよ‥てか鮫島と河辺昼食ったのか?」

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