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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第33章 奇妙な生活が始まった

「俺‥先に車の前で待ってるから」

「ちょっと待て日高!」

店を出て行ってしまった日高

あーヤバイ‥何であんな事言ってしまったんだろう‥


ソフトクリームを持って呆然と立ち尽くしていると河辺が声をかけてきた

「なつ兄どうしたの?」

「え?何でもない!」

兄さんが走って店を出て行った

「どうしたんだろうね?」

鮫島先輩と橘さんを見たら橘さんが立ち上がった

「会計は俺がするから君たちは車の鍵開けて中で待っててくれていいよ」

橘さんに車の鍵を渡された

「僕が払うよ?」

「河辺行くぞ?」

橘さんは大人大人の立場ってもんがあんだろ?

「あっ先輩待って!」

鮫島先輩が先に行くからついて行った俺





「日高待ってって!」

日高を追いかけたら俺を見るやいなや背を向けた

何?コイツッ!

俺は日高の肩を掴んでこっちに向けさせ

「日高お前何で仲良いって言われら違うって言ったんだよ!?意味わかんねーって」

「あれはっ」

下を向いた日高

俺だって先輩みたいに恥ずかしいの隠したい時あんだよっ

「ちゃんと目見て言えよ」

「嫌だ!」

え‥‥日高?

すげー恥ずかしいっわかれよ!

「何が嫌なんだよ?」

「なつ兄♪鍵もらってきたから中入って待っとこうよ♪」

河辺と鮫島が歩いてきたから俺は肩を掴んだ手を離してしまった

「日高先輩どうしたの?中入ろう♪寒いから」

日高が後部座席ではなくナンパ野郎の隣の助手席のドアを開けて座った

「お前っいい加減にしろよっ日高!!」

「またお前ら喧嘩かよ‥」

うるせーよ鮫島っ

「日高お前後ろだろ!?俺の隣だろ?」

「‥‥‥‥」

何コイツ?本当面倒くせーなっ

俺が助手席に座っている日高を引きずり降ろそうとした時ナンパ野郎が来てしまった

「何してるの?寒いだろ?早く帰ってお風呂入ろうな♪」

「早く乗れよ寒みーだろ!」

「乗るよ!!」

後部座席で鮫島と河辺がいちゃつく中一人寂しく座った俺

日高のヤツ‥日高のヤツ‥
なんなんだよっ!

運転しながら日高君をチラチラ見てるとずっと下向いて喋らない日高君がいた

マンションに到着した5人
「先に2人お風呂入ってきな♪」

食パン君と日高君に声をかけたら

「俺‥いい‥」

って言って食パン君を置いて一人家に入ってしまった

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