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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

先輩が橘さんを引っ張り出してきて乗った橘さんの車

「これで安心だな~♪モコモコ♪」

何が安心だっ
俺は次の原稿書かなきゃならんのだぞ!

「あっあの‥五月の橋までお願いします‥」

「日高君?タクシーじゃないんだから店の名前教えてくれないか…」

「club.Jです‥」

club.Jね…

カーナビをセットした俺

《ルート案内を開始します》

「カーナビ!?橘さんの車カーナビついてたの?!」

「そらついてるさ(笑)」

「すごい!高いんでしょう?カーナビ」

いやいやピンキリだけど‥

「一応一番製能いいヤツ付けたけどね(笑)印税入るし」

印税?

「橘さん何してるの仕事?」

えっ!?

「さっき相ちゃんが言ったけど‥」

「言った?何て?」

「‥‥‥‥‥」

俺の口からもう一度言っていいものか‥

「先輩何て言ったんだよ?」

モコモコとじゃれあっていると突然聞かれた
何て言ったと

「だからこれで安心だな~って言ったんだ♪な?モコモコ♪」

ワンワン♪

「先輩そうじゃなくて」

白先輩とじゃれるのに夢中な先輩

‥‥‥‥。




「着いたぞ」

「すぐ戻ります」

後部座席のドアを開け降りて行った日高
カチカチカチ‥

ハザードランプの音だけが聞こえる車内

「しかし相ちゃんも随分成長したな(笑)」

「成長?もう身長伸びねーと思うけど」

「あはは(笑)あの頃は若かったなって(笑)」

「今でも俺は若けーけど?年寄りと一緒にすんな(笑)な?モコモコ♪」

年寄りって言うな!
素直になったなって意味で言ったんだ!

ワンワン♪

「‥‥‥‥。」






店に入るとデッカイXmasツリーが飾られていた

何でXmasツリーなんか‥

「あっ日高君♪おはよう」

あっ…言わなきゃっ

「すみません!青木店長お話が」

話?

「奥のスタッフルーム行こうか?」

「‥‥はい。」





「急に言われても困るな…。けど‥昨日無理させたしな‥」

腕と足組んで考える青木店長

「本当にすみません!俺‥」

たった1日で2千万近く売り上げた日高君
けど元々短期で入ってもらったバイト

「わかったよ♪その代わりホストになりたい!って思ったら迷わず店に着てくれよ♪これバイト代♪と少し早いお年玉♪」

お年玉?

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