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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

ボン♪と机の上に置かれた分厚い茶封筒ともう一つの茶封筒

「年始は店休みだから最後の店の営業日に皆に気持ちとして渡してるんだ(笑)今日はXmasだし‥家族の人と楽しく過ごせよ♪」

Xmas?今日Xmas?!

「何だ忘れてたのか?(笑)」

「えっ…あはは(笑)」



遅せーな日高のヤツ‥
窓の外を見たら帰ってきた日高

「すみません遅くなって」

「遅せーよ‥早く乗れよ」

「日高君バイト代沢山貰えた?♪」

「えっ…あっまぁ。あっそれより橘さん?ケーキ屋さん今でも開いてるとこあるかな?」

「ケーキ屋さん?何でケーキなんだ?」

「そうだ何でケーキなんだ?日高?」

「えっ…今日Xmasだし‥」

「Xmas?!『あ‥‥』」

2人共忘れてたのか?

俺も忘れてたけど‥





ケーキ屋さんに立ち寄った車

「まだあるかな?!俺見て来ます!」

日高が車から降りて走って行った

「モコモコは俺と待ってよ~なぁ♪」

ワンワン♪

しっぽぶんぶん振ってかわいいなお前♪

「随分懐いたな(笑)」

「当たり前だろ?なぁモコモコ♪」

ワンワン♪

「何で当たり前なんだ?」

何でって‥俺はコイツのマッママだからだよっ

「加齢臭は嫌だからだ(笑)」

加齢臭!?

「俺はまだ若い!君たちとは」

「10ぐらいしか違わねーんだろ?ぐらいって怪しいけどな(笑)」

「怪しくない!」


「ただいま♪一つだけ残ってた♪って‥どうしたんだ?」

先輩は笑ってたけど橘さんが‥

「俺チキンも食いたい♪」

えっ先輩?

「チキン?ありきたりだな(笑)帰ったら寿司頼もうか?日高君♪」

橘さん?

「寿司!?Xmasはチキンだろ!?それに何で日高なんだよ!?」

「チキンって誰が決めた?じゃ寿司食べるな!俺達だけ寿司食べような♪日高君♪」

「何で日高なんだって!ずりーぃぞ!ナンパ野郎!」

2人共‥





「特上にぎり5人前お願いします」

橘さんが注文した

「結局食べるんじゃん先輩(笑)」

「うるせーなっ‥あっ!」

何かを思い出して部屋に走って行った先輩

「?」

手に何か持ってそのままキッチンに向かって戻ってきた

「何してたの?」

「いや?別に」

チキンラーメン隠したのバレない内に元の場所に戻した俺

「あっチキンラーメン?」

えっ!?

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