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何とかしてくれって言われても…

あっ眉毛ｶｯﾄするﾊｻﾐ！

ﾁｮｷﾁｮｷ♪ﾁｮｷ‥

すね毛の量が半端なくて一向に減らねー

｢鮫島?このままでいいんじゃ！!?｣

顔を上げたら

もっこりしていた鮫島のｱｿｺ

そんな目で見上げんなﾊﾞｶッ

｢なっちゃんﾔﾊﾞｲからっ｣

｢ﾔﾊﾞｲってなんだよっ！｣

我慢汁出てくるだろっ

じわ～と湿ってくるのがわかる俺

｢いいから！あっち行けっ｣

シッシッされた俺

人にさせといてなんだよその態度ムカつくな…


鮫島のﾒｲｸも終わり振り向いた鮫島

｢どう?｣

どうって(笑)

びっちりｶｰﾙされたふさふさの睫毛に真っ赤な口紅
うさ耳つけてｻﾗｻﾗｽﾄﾚｰﾄの黒いﾛﾝｸﾞのかつら被って網タイツからすね毛はみ出てる黒いﾋﾟッﾁﾋﾟﾁのﾊﾞﾆｰｶﾞｰﾙ

思わず口に手を当ててしまった俺

｢似合っ似合ってるぜっ(うぷっ(笑))｣

｢そうか♪♪｣

ん？ん？って腰に手当ててﾎﾟｰｼﾞﾝｸﾞするな(爆)

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝポン♪

『ただいまより桜木祭が始まります。生徒の皆さんは持ち場について下さい』

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝポン♪

いよいよ始まる桜木祭♪

｢いよいよだな♪なっちゃん｣

｢ああ‥そうだな‥♪｣


鮫島の姉貴が作ってくれたｹｰｷは急遽用意した職員室から借りた冷蔵庫に閉まったしｸｯｷｰはﾚｼﾞ横にも置いた

ｽﾀﾝﾊﾞｲOK!


｢鮫島お前…なるべく奥にいろよ(ぶっ(笑))｣

｢何でだよ？なかなかｲｹてんじゃん♪俺｣

ﾉﾘﾉﾘな俺


はぁ？!

｢客ドン引きだぞ(笑)｣

｢そっか?｣

だからクネクネすんなって

｢俺廊下で客引きして来ようっと♪｣

｢ﾊﾞｶッ！奥にいろって｣

廊下に出てしまった鮫島

廊下にまで出る勇気がない俺

あーもう！

来るなら来い！

じゃなかった‥

来て下さいお客さん！

決して鮫島見て逃げないで