テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第38章 その後

イッた後ヨロっとした先輩がのっそり歩き出した

「何‥するの?」

先輩?

「‥‥‥」

スッと先輩が開けた襖

スッと先輩が閉めた襖

「大丈夫そうだな♪」

大丈夫そうって‥ 先輩?

また俺の前に無防備にも座った先輩

「日高‥」

「先輩‥」

先輩が俺の肩に手を置いた

「やっぱり鍵は必要だな」

「えっ?」

ここはキスするとこだろ‥

ビシッと襖を指差した先輩

「不用心だ!」

ぶっ不用心って‥

「襖に鍵はつけられないだろ?」

先輩が誘ってきたこの美味しい状況にも関わらず当たり前の事を言った俺

「バカかっ別に襖じゃなくてもいいだろ?」

「襖じゃなくてもいいって何につけるんだよ?」

何って‥コイツ本当にバカか?

「扉とか後‥扉とか?」

「扉扉って扉しかないじゃん(笑)何につけるんだよおっかしぃ(爆)」

腹抱えて笑う日高

「お前が言い出したんだろっ」

俺じゃなくて先輩が言い出したんだよっ

「先輩‥そんな事より‥ね?」

「ね?って‥なんだよ‥」

日高が俺のほっぺたに手を添えた

キスしようとしたら

「そんな事で済まされるかよ!」

まだ言ってる‥

「あっそうだ!」

「何先輩‥」

ほっぺたに手添えたまま停止させられた俺

「ホウキあるか♪」

ホウキ?

「何に使うんだよ?」

「いいから持ってこい♪」

なんなんだよったく‥

言われるままにホウキ持ってきた俺

「はい‥ホウキ‥」

ホウキ受け取った先輩



「これで完璧だ♪」

完璧って先輩‥?
つまり‥そうゆう事?

襖と柱の間にホウキを斜めに挟んだ先輩

「先輩‥」

今度こそキスを‥
先輩の顔に顔近づけた

「あっあ゛ーっ!」

「今度は何っ?!」

ずっとお預け状態な俺

こっこれじゃ、まるで思いっきり思う存分好きなだけ抱いて下さいって言ってるのも同然じゃないかっ

「あっ‥あ~ーはアレだろっアレ!」

「アレ?」

日高の手が延びてきて

ドクンドクン高鳴る胸の鼓動

ホウキ外さなきゃっ‥

「ひだ‥んんっんうっ」

ホウキ外そうとしたら手握られて立ったままキスされ下半身に延びてきた日高の手

「バカっ立ったままとか無理んんっ」

首筋を舐めながら下半身をなぞられてゾクゾクしてしまう

「先輩‥足震えてる」

「うるっさい!やめろってっはんぅ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ