テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第42章 ♪温泉旅行♪

けど日高があの最上階の部屋で明日俺達は泊まると言っていた

何故俺達だけもう一泊するのか?出きるのか?
なんて考えずに明日はあの部屋なんだ~ぁ♪
とだけ思って荷物を隅っこに置いた

「おー♪なっちゃん日高君も温泉入るだろ?早く用意しろよ♪」

日高どうするんだろ?

チラッと日高を見るとさっきまでいたのにいなかった。

どこ行ったんだアイツ?

「俺日高帰ってくるまで待ってるわ鮫島先に行っててくれよ?」

日高君が居ない事に気づいた俺

「どこ行ったんだ?わかった後で来いよな♪河辺行くぞ♪」

「うっうん‥」

きっと日高先輩は恥ずかしがり屋の兄さんの為に貸切露天風呂を頼みに行ったんだと俺は思った

いいなぁ‥いつも兄さんだけ
そんなに大切にされて‥

羨ましい。

鮫島先輩が俺を大切にしてない訳じゃないけど羨ましいと思った

ピコーン!!!!!

その時頭にランプが点灯した♪

そうだっ!
兄さんとよく見間違われる俺

日高先輩ももしかしたらわからないかも?

日高先輩に大切にされてる俺を鮫島先輩が見たらどう思うんだろ?

ヤキモチ妬いてくれるかのかな~♪キャハ♪





受付で貸切露天風呂を頼み部屋に戻ると先輩も誰もいなかった

「あれ?先輩♪露天風呂行こう?」

げっ!日高が帰ってきた!

俺はまずは気分からだと思い奥の部屋で服を脱いで浴衣に着替えようとしていたとこだった

開けるな!

ここの襖だけは開けるな!

パンツ一丁で浴衣を羽織っただけの俺は開けられまい!と襖を手で閉めた


「先輩?隠れてないで出てこいよ?」

押し入れを開けてもいなかった

トイレに部屋風呂も見たけどいなかった

残るは奥の部屋‥

「先輩?出ておいでよ?」

日高の声が近づいてくる

奥の部屋の襖に手をかけた

ガタガタッ‥ガタガタッ

あれ?開かない?

開けるなっ!あっち行け!

俺は日高が襖開けようとするのを手に力入れて食い止める

何で開かないんだ?
ガタガタッ‥ガタガタ

諦めろよっ!

「‥‥‥‥‥」

無理に開けるのを止めて離れて待ってみた

シーンとした部屋

日高諦めてどっか行った?

そーっと襖を開けると

居ない?

置いて行かれたと思って不安になった俺は羽織っただけの浴衣姿のまま部屋から出た

キョロキョロ見渡すも居ない?

日高?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ