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狼くんと羊ちゃん~空回り~

第1章 小さな思い

~翔side~

はぁ、またあいつ。
迎えにいかなきゃいけないのか

めんどくさいな..

俺はとぼとぼと
屋上に向かっていた


長い廊下を
歩いて


屋上につながる
階段を上がろうとした時


「神原君ー♪」

と、急に俺を呼ぶ声がして

振り返ろうとした

その瞬間

ガンッッ!!!!
金属バットのようなもので
後頭部を殴られる


いてっ・・
やべっ・・意識とびそっ・・・







ふぅーー
ガクッと膝からおちた
神原をかかえあげる。

と、苦しそうに気を失っていた。


まぁ、悪く思うなよ...
お前が、憲人に近づくから悪いんだ。








憲人は、俺のものだ。

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