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運命の誘惑

第9章 岡田×戦隊

「行こっ」


「へ?」



突然の私の言葉にキョトンとする岡田の腕を掴んで屋上のドアへと脚を向ける。




「送ってくから早く帰るよ!!」


「はっ?!お前学校あんだろうが」



は?

いやいや。
今の私の状況分かって言ってくれちゃってますか?そのセリフ。



「‥サボってる私にそのセリフ言う?」


「あ、そうか」




ははは~って熱出てしんどい癖に呑気に笑ってる岡田の腕を一旦離して



「下駄箱まで1人で行ける?私鞄取ってくるから待ってて」


「寺島!!」


「へっ?」




教室に向おうとした私の腕を今度は岡田が掴んで私の行動強制停止させる。






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