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運命の誘惑

第10章 曇り空  汐生side

彼女は俺の肩に自分の鞄を掛けて



「すぐ戻ってくるから」

「は?!おい!?」



な、何?!!

てか!どこへ行く!???



来た道を颯爽と駆け戻る彼女の後ろ姿を見送りながら唖然とする俺。




だけど





彼女の走る姿が凄く綺麗で思わず見惚れる。







「‥・煙草、早く止めればいいのに」







寺島がちゃんと走ってるとこ‥




見てぇなぁ‥‥‥





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