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運命の誘惑

第3章 高校3年  春

すると好美は溜息をハァーと深く1回吐いて。



「愛結」


「んー?」


「‥悪い事は言わないからさ‥。

もうそろそろ他の男‥「その話はまた今度。そろそろ教室戻ろ?」




私は好美の言葉を遮って、壁に寄り縋ってた体を起こして立ち上がりスカートのお尻部分をパタパタを両手でゴミを払う。




‥好美が言おうとした事。



それは何か知ってる。



だけど、今はそんな言葉聞きたくない。


聞く気もない。





【恭を忘れて他の人、好きになれ】





なんて言葉。










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