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運命の誘惑

第17章 微動  *汐生side*

俺は自分から寺島に約束したんだから守らないといけなかったんだ。



1人なんかにしない。


俺が傍に居てやる。




自分が寺島に誓った事を自分から破ったらいけなかったんだ。


何が何でも寺島の傍に居て、それで尚寺島を守れる自分で居なきゃいけなかったんだ。





「ごめんな?」





スースーと寝息を立てて寝てる寺島にそっと呟く。




「んんっ‥‥」




なんて言ってムニャムニャさせる寺島。




やべぇ‥。



マジで可愛いんですけど。




寺島のあまりの可愛さにニヤけつつ、再び寺島の家に向かって足を進める。





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