運命の誘惑
第19章 奈菜と岡田と私
「はっ!?ちょっと!!」
グシャグシャにされた髪の毛を一生懸命直そうとするのに岡田は髪の毛を全て垂れ下がるように前へ前へと持って来て
「おバカな寺島には貞子がお似合い♪」
なんて言いながらクスクス笑う。
「バカバカって言い過ぎだしっ!!」
「だってバカじゃん。」
はっ!?
シレッとした顔で言って退けんな!
てか、何に対しての“バカ”?!
乱れた髪を直しながらキッ!と岡田を睨むけど
「そんな顔しても可愛いだけだよ?」
キザいセリフを言われて
「~~っっ!!」
恥ずかしさと腹立だしさで口パクパク状態の私。
腹立つー!!
そんな私の目の前で相変わらずクスクス笑ってる岡田は親指をクイッと学校屋上に向けて
「1時限目、フケようぜ」
「へ?!」
ニコリと笑った。
グシャグシャにされた髪の毛を一生懸命直そうとするのに岡田は髪の毛を全て垂れ下がるように前へ前へと持って来て
「おバカな寺島には貞子がお似合い♪」
なんて言いながらクスクス笑う。
「バカバカって言い過ぎだしっ!!」
「だってバカじゃん。」
はっ!?
シレッとした顔で言って退けんな!
てか、何に対しての“バカ”?!
乱れた髪を直しながらキッ!と岡田を睨むけど
「そんな顔しても可愛いだけだよ?」
キザいセリフを言われて
「~~っっ!!」
恥ずかしさと腹立だしさで口パクパク状態の私。
腹立つー!!
そんな私の目の前で相変わらずクスクス笑ってる岡田は親指をクイッと学校屋上に向けて
「1時限目、フケようぜ」
「へ?!」
ニコリと笑った。