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「奈菜ちゃ‥「気安く名前で呼ばないで！！」



奈菜の大声にビクッと肩が震える。


奈菜は眉間に皺を寄せて目を細めて私をじっくりと下から上まで流すように見た後




「率直に聞くけど。

あんたと汐生君、どういう関係？」




腕を胸の前で組んで聞いてきた。




「どういうって‥。岡田と私はただの友達‥だよ‥？」


「嘘つき」


「嘘じゃないよ？本当にただの友達‥「あんたが幸せになるなんて、


絶対に許さない。」





‥‥‥え・‥っ





思わず奈菜の顔を見入る。



奈菜はさっきよりも更に険しい顔、

まるで今にも噛み付きそうな表情で。


そして低く震える声で






「恭先輩殺した癖にあんただけが幸せなるなんて絶対許さない！！！！」






そう言った。