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運命の誘惑

第23章 月命日の夜

ここの海‥というか海岸は全然大きくなくて海岸規模は本当小さくて。


海水浴場でも何でもないからそんなシャワールーム的な施設なんかもない、ただの海。


端から端まで歩いても10分も掛からないような小さくこじんまりとした海岸。



ほんと、だからこそ毎回来る度に思う。


良くこんな地元人くらいしか知らないだろうな‥

と思う場所を調べたなぁ‥‥って。




「すっげー必死で探したんだから!」




そう言って得意気に笑ってた恭を思い出して思わず顔が綻ぶ。




あん時の恭、



凄くいい顔してたなぁ‥‥。




なんて。







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