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運命の誘惑

第23章 月命日の夜

砂浜の中央に置いてある大きな流木に座って目の前の海を眺める。



学校終わりに来たからか空はもうだいぶ陽が落ちて夕陽で朱く染めてて。


風でキラキラと輝く海面も夕陽に反射して朱く染まる。


テトラポットに打ちつけるザバーンと波の音。


砂浜を寄せては返す波の音。


海鳥の鳴き声。




見てるだけで

聴いてるだけで心が不思議と落ち着く。





―――――はずなのに‥‥。








いつもは落ち着いてゆっくり恭の事考えれてるのに‥‥






今日は‥‥落着けない‥・








何で―――‥‥






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