テキストサイズ

運命の誘惑

第31章 闇×真実=・・   *汐生side* ②

――――「ふーん‥‥なるほどねぇ?」



ゴクリとコーラを飲みながら上目で俺を見る光。


その目力がハンパなく男の俺でも惚れてしまいそうになる。



「お前がここんとこ色んな女に目覚めてると思ったら裏にはそういう理由があったわけねぇ~」


「あったわけなんですよー」


「で、どうするわけ?」


「で、どうしたらいいと思う?」



俺もコーラを飲みながら上目で光を見る。




「汐生の兄ちゃんに聞いてみたら?」


「?は?何を?」



キョトンとする俺に光はゲフッと1回げっぷをしてニヤリと笑って



「彼女くださいって兄ちゃんに」




と言って再度げふっとげっぷをした。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ