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運命の誘惑

第31章 闇×真実=・・   *汐生side* ②

「光‥‥・」


「もし上手く行ってなかったら儲けもん!」



光はニカッと笑って


「検討祈るわ」


と軽く手を振って帰って行った。




光が居なくなった部屋に1人自分の携帯握り締めてる俺。


光の言葉が頭の中を駆け巡る。



“上手く行ってなかったら‥”



恭と彼女が‥‥




そんなはずはないと思う。




そんな事なないと思う。‥けど!




けど‥もしかしたら‥?





もし‥‥





光の言葉に俺の心は揺れる。













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