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運命の誘惑

第31章 闇×真実=・・   *汐生side* ②

心も揺れると同時に光が持って来たウィスキーのせいか脳もユラユラ
揺れて身体が何だか熱い。



ドキドキ動悸するのはウィスキーのせいなのか‥

それとも光に触発されて恭に電話を掛けようと言う気に90%なってる俺の緊張からなんだろうか‥・




“上手く行ってなかったら儲けもん”





――――――よしっ!






「もしもし恭?」

『おぉ!汐生どしたぁー?』

「いや、元気かなと思ってさ」


バクバク心臓が激しく音を立てる。



『元気だぜ?母さんも元気だし♪』


「そっかーなら良かったよ」


ゴクリと生唾を飲み込む。

携帯を握り締める手が緊張で汗ばむ。





「あ‥あのさ、恭、」


ドキドキドキドキ‥‥・


『んー?』



「れ、例の彼女とはその後どうなった?」





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