運命の誘惑
第31章 闇×真実=・・ *汐生side* ②
だけど恭は普通に笑って
「汐生はいいヤツだからあげるよ。
って言ってやりたいけどそれはダメだな。
彼女はモノじゃないから彼女の感情が大事だし。俺もモノ扱いしてないし。
俺は彼女がスゲー大事だからいくら大事な汐生の頼みでもこれだけは聞けれない。」
“その代わりモンハンのソフトやるよ”って付け加えてハハハと笑った。
俺は恭の言葉にハッとして気付かされた。
“彼女はモノじゃない―――”
そうだよな‥。
もしあそこで仮に恭が「うん、やるよ」って言ったとしても彼女の気持ちは俺に全く向いてないんだから無意味。
あげるあげないの問題じゃない。
彼女の気持ちもあるんだよな。
そんな当たり前の事、何忘れてんだろう‥・俺。
自分がバカ過ぎて笑える。
「汐生はいいヤツだからあげるよ。
って言ってやりたいけどそれはダメだな。
彼女はモノじゃないから彼女の感情が大事だし。俺もモノ扱いしてないし。
俺は彼女がスゲー大事だからいくら大事な汐生の頼みでもこれだけは聞けれない。」
“その代わりモンハンのソフトやるよ”って付け加えてハハハと笑った。
俺は恭の言葉にハッとして気付かされた。
“彼女はモノじゃない―――”
そうだよな‥。
もしあそこで仮に恭が「うん、やるよ」って言ったとしても彼女の気持ちは俺に全く向いてないんだから無意味。
あげるあげないの問題じゃない。
彼女の気持ちもあるんだよな。
そんな当たり前の事、何忘れてんだろう‥・俺。
自分がバカ過ぎて笑える。