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運命の誘惑

第32章 闇×真実=・・   *汐生side* ③

彼女がどこかへ去った時。


俺はどこか見かけた事があるヤツに声を掛けようと肩を後ろから叩こうとした時、


そいつはクルッと後ろを振り返った。




「なぁ、お前恭の弟だろ?!」


「え!?」





恭が生前、1度だけ元に俺の写メを見せて




「最高の弟なんだ!」




自慢した事があるらしくて、その写メを元は覚えてたみたいで即思い出し声を掛けて来たらしく。



「‥うん、そうだけど‥」



「何でこの時期にこっちに転校?」


「俺、彼女を救いたくて。」


「‥・どゆこと??」





この時、元に経緯を全て話した。










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