テキストサイズ

運命の誘惑

第5章 謎

「恭がね、何故か“ごめん”って謝ってたんだー」


「え?」


「恭が“ごめん”って言ってたんだよね」



さっき見た‥夢なのか何なのか分からないけど。


でも‥確かに恭は“ごめん”って言ってた。


優しくて‥切なさそうな声‥。




「それ、岡田じゃね?」


「はっ!?」



好美は顎に人差し指を当てて“んー‥”て1人で何やら考えてる風。


私はそんな好美を目を見開いて見る。




「何でアイツよ!」


「だって、愛結運んだの岡田だもん」



何言ってんの?って顔で私を見下す好美。


そんな私も好美を何言ってんの?て顔で見上げる。











ストーリーメニュー

TOPTOPへ