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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

時間もあっと言う間に15時過ぎ。

恭が逝なくなって初めて出る体育祭は常に好美・元ちゃん・岡田が私の周りに居るせいか

“つまらない”なんて思う暇がないくらいワーワー騒いでた。



久々だからかな…



―――――ううん。



あの3人が居てくれるからだ。


体育祭がこんな楽しいものなんて知らなかった。




「寺島!」




不意に背後から良く聞く声に声を掛けられて。


くるっと後ろを振り向くと、




「間に合った‥‥」




何故か肩で息をゼーゼー切ってる岡田がそこに居た。








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