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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

瞬間。



岡田の唇が触れた部分が一気に熱を持ちカァーッと熱くなるのを感じる。



「寺島が無事に走るようにおまじない♪」



多分‥顔が真っ赤になってるであろう私に岡田はニコッと微笑んでそう言って



「みんなに寺島の走りの凄さ、見せてやれっ!」




親指を立ててニカリと笑った。



岡田に会うまでは久々に走る事もあって少し緊張気味で強張ってた身体もリラックス状態で凄くいい感じになってて。


心もドキドキしてるけど走る事じゃなくて岡田のさっきの頬キスのドキドキ。



これも‥・きっと岡田の計算なんだろうなぁ‥‥。

全てやっぱり私の事を見通してる岡田は絶対に





「宇宙人めっ!」


「は?!だからそれ、何!?新手のツッコミ?!」




岡田には本当に敵わないな‥。




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