運命の誘惑
第36章 勇気の一歩
*汐生side*
「おい!お前ちょっと落ち着けって‥」
「何で汐生が緊張してんのよ!」
「は?!そういうお前らだって超緊張してんじゃん!!」
俺と元と好美はゴールで寺島待機中。
俺よりもずっとずっと傍で見守って来た元と好美の心配は相当な物で。
ずっと走れなかった寺島の心の苦しみを傍で見て来てた2人だけに心配な気持ちと嬉しい気持ちが混じるって好美は言ってた。
「子供が巣立つ時ってこんな気持ちなのかな!?」
「「‥‥‥・さぁ。」」
「子供居ないしなぁ‥」ボソッ
「好美、実は居んじゃね?子供」ボソッ
ゴン!!
「「痛っ!!!」」
「例えばの話でしょーよ!!」
元と冗談言ってるとマジで好美に怒られ殴られた。
でも、寺島を子供に見立てるトコなんか流石、姉御肌の好美だなーなんて。
そんなこんなでゴール付近で緊張し過ぎて落ち着かない俺達3人組。
「おい!お前ちょっと落ち着けって‥」
「何で汐生が緊張してんのよ!」
「は?!そういうお前らだって超緊張してんじゃん!!」
俺と元と好美はゴールで寺島待機中。
俺よりもずっとずっと傍で見守って来た元と好美の心配は相当な物で。
ずっと走れなかった寺島の心の苦しみを傍で見て来てた2人だけに心配な気持ちと嬉しい気持ちが混じるって好美は言ってた。
「子供が巣立つ時ってこんな気持ちなのかな!?」
「「‥‥‥・さぁ。」」
「子供居ないしなぁ‥」ボソッ
「好美、実は居んじゃね?子供」ボソッ
ゴン!!
「「痛っ!!!」」
「例えばの話でしょーよ!!」
元と冗談言ってるとマジで好美に怒られ殴られた。
でも、寺島を子供に見立てるトコなんか流石、姉御肌の好美だなーなんて。
そんなこんなでゴール付近で緊張し過ぎて落ち着かない俺達3人組。