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運命の誘惑

第5章 謎

教室に戻ると



「愛結ぅぅぅぅぅう!!」



元ちゃんの無茶苦茶大きい声とダダダッと駆け寄ってくる勢いに思わず怯む。



「元ちゃん?!な、何?怖いんですけど?!」



元ちゃんは私の両腕をガシッと掴んで
、目線を私に合わせ




「愛結!!ごめんっ!!」


「は?」



ななな、何が?!

何が“ごめん”?!



元ちゃんは私の腕を掴んでた手を離して、今度は深々とお辞儀。



「ホント、ごめん!」


「え?えぇええ?!!何なん?!!」



突然、凄い勢いで駆け寄って来たかと思えば次はお辞儀って‥。


意味が分からないんですけどー!




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