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運命の誘惑

第37章 大切な彼

岡田の言葉に恥ずかしいやらドキドキするやら‥

どう返していいのか分からず口パクパクしてる私を見て岡田はクスクス笑いながら私の右手をギュッと握って



「電車の時間遅れるから行こうか?」



首を傾げてフワリと笑顔。


一体‥


岡田が何にジェラシーで何をブツブツ言ってて‥

何で突然笑顔になったのか良く分からないけど考えても分からなそうだったから




「そうだね!」




考えるのを止めて私も岡田の手をギュッと握り返し




「行こっ♪」




駅に向かって歩き始めた。





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