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運命の誘惑

第37章 大切な彼

4年経っても景色はあの頃と全く同じ変わらない空と海。




変わった事と言えば‥




「あ、あそこコンビニだったのに駐車場になってんじゃん!」


「わっ、ほんとだねー!」


「あれ?あそこスーパーだったっけ?」

「パチンコ屋じゃなかったけ?」




あの頃あった建物が変わってるぐらい。




‥・と、





「寺島、大丈夫?」


「うん、全然平気だよ?」


「そっか。ならいいけど精神的にキツくなったらすぐに言って?」




心配して優しく微笑んでくれる人。

暖かくてホッと安心させてくれる大きな手。



岡田のお陰で4年前とま真逆の晴々とした清々しい気分の私。




ってことくらい。‥かな?




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