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運命の誘惑

第37章 大切な彼

「だから今日、気合入れてんだ?」



「気合入れてるってわけじゃないけど…‥。

少しは変わった所、見て貰いたくて‥」



って言っても‥アイメイクを少しだけ普段と変えてツケマとカラコンしただけなんだけど‥

やり過ぎたかな‥


「ふ~ん」


「え‥・変?」



岡田は電車の肘置きに肩肘付きながら私を見上げるように見て



「いや?可愛いって言ってんじゃん。

恭と沢山話出来るといいな」




ニコリと笑って言ってくれた。




恭といっぱい話したいな。


今まで来れなかった分、いっぱい話したい。



「そうだね!」



岡田にニコリと私も笑みを返して、また窓の外の海を眺める。





恭‥・待っててね‥













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