運命の誘惑
第38章 2度目の誓い *汐生side*
彼女はもう心配しなくてもきっと大丈夫。
しっかり【現在(今)】を1歩、また1歩と自分の足で歩き始めた彼女
止まってた時間の針をちゃんと自分で進めた。
きっと恭はそんな彼女をずっと見守りながら心配で心配で仕方が無かったと思う。
「ホントはもっと早く彼女を救い出してあげたかったんだけど‥
時間かかってごめんな?」
時に、自分の力不足を悔いたり、自分の情けなさに絶望したり‥
いつまで経っても闇から寺島を救い出せない自分に苛立ちさえ覚えた時もあった。
でも、
「俺だけじゃなく元も好美も、みんなで彼女を救い出したよ!
だから元や好美にも感謝しとけよ?」
恭の変わりにずっと守ってくれてるんだから…。
しっかり【現在(今)】を1歩、また1歩と自分の足で歩き始めた彼女
止まってた時間の針をちゃんと自分で進めた。
きっと恭はそんな彼女をずっと見守りながら心配で心配で仕方が無かったと思う。
「ホントはもっと早く彼女を救い出してあげたかったんだけど‥
時間かかってごめんな?」
時に、自分の力不足を悔いたり、自分の情けなさに絶望したり‥
いつまで経っても闇から寺島を救い出せない自分に苛立ちさえ覚えた時もあった。
でも、
「俺だけじゃなく元も好美も、みんなで彼女を救い出したよ!
だから元や好美にも感謝しとけよ?」
恭の変わりにずっと守ってくれてるんだから…。