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運命の誘惑

第38章 2度目の誓い  *汐生side*

「そろそろ帰る?」


寺島の顔を覗き込んで聞くと



「もう少しだけ海眺めてていい?」



って彼女が言うから俺は彼女が座ってる横に座って一緒に海を眺めた。



蒼い空


蒼緑色した海


この2つを綺麗に真っ二つに分ける水平線


左右の島々は2ヶ月前までは緑々してた木々もすっかり紅葉色。


蒼・蒼緑・オレンジや茶色の紅葉色の景色をただ静かに眺めてたら






ギュッ





不意に寺島に手を握られて、またもや心臓がドキッと煩いくらい音を立てて跳ねる。




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