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男子 × __

第6章 怖いけど怖くない

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楓『ご馳走様…でした…』


柚鈴『うんっ! 全部食べれたね、えらいえらい』




お粥もあるよと柚鈴は言ってくれるけれどどんだけ作ってくれたんだろ…






柚鈴『楓…好き…』






楓『んっ…ふ…ッ…』



深く深く口づけられる。






すると、、






柚鈴『…ぁ、ごめん…電話してこなきゃ…待ってて』






ガチャっと部屋から出ていく柚鈴。





−−−−電話、3分から5分…だろうか…






充分だ。







柚鈴のことは好きなんだ、でも、こんな生活は…嫌だ。









唇を噛み締め窓から出ようとする







が。







窓を開けたとき私の心には"絶望"しかない。









なぜなら…、鉄格子があったのだから。





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