狂愛彼氏。
第2章 甘く激しい初体験
龍來の家に着き、チャリからそっと降ろされる。
「行こ」
龍來は私から目を反らしながら
指を私の手に絡める。
その横顔は確かに赤い。
龍來の部屋につくと私と龍來は
エアコンの真下にあるベットに
座った。
「暑いな…」
「そ、そだね」
なんだかいつもとは違う少し緊張した雰囲気に戸惑う。
無言の空気に耐えられなくなった私は、トイレに行こうと立ち上がろうとした。
「ちょっとトイレ借り、、、キャッ!!」
立ち上がった拍子に思いっきり
ベッドの下の漫画につまづき
龍來の方に倒れ込んで、
龍來に馬乗りになってしまった。
「ご、ごめんっ!」
焦って降りようとすると、
ギュっと腰を捕まれた。
「トイレ、行かなきゃヤバい?」
「いや、大丈夫だけど…」
次の瞬間、私の身体は優しくベットに倒されていた。