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厨二病男子の痛い話。

第9章 ホモに告白された話

続いて2回目。

バイトの先輩からでした。


バイトに入ったばっかのころ。

「市村、レジ打ちを野良犬に教えてやってー」

「あ、わかりましたー」

「よろしくお願いします」


「こうで、こうして、ここで精算」


「ありがとうございます、だいぶ覚えてきましたw」


「なんかお前かわいいよなw」


「えwや、全然嬉しくないですからねwww」


「いやーマジだってーwww」



帰りは同じ時間に上がった。


「野良犬ー、メアド教えてー」


「あ、いいですよ」



なんの躊躇もなく教えた。


これが間違いだった。



『野良犬ー。おれ、市村。登録よろしくな(笑)』


『了解です(^ω^)』



それから30分後、
『今なにしてんの?』とか『風呂ってどっから洗う?(笑)』とか『オ○ニーってどれくらいする?(笑)』


みたいな感じで、明らか彼女に聞くみたいな内容が多くて、あまり返信しなかった。



「お前なんで返さないんだよー、返信ーww」


「俺、メールとかあんまり好きじゃないんですよねーwww」


「じゃあ電話?ww」


「バイトでしょっちゅう会ってんじゃないすかwwwじゃあそろそろレジ代わって来まーす」


その時はちょうど近くのプールでのプール開きで、人が多かった。


「あの、差し入れですー!」って、うちの店で買ったお茶のペットボトルを、女の子からもらった。


それを見た市村さんは
「モテてんねーw」
って茶化してきた。


「いや初めてもらいましたよw
うちの店のやつですけどいいんですかねw」


「もらっとけばー?」


「じゃあまあ、ありがたく」


その日の夜、またメールが来た

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