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従わない奴隷

第7章 30代、レイコ


「あんたの声

似てんのよ、旦那に!

だからやめてっ」




「ふ~~ん

レイコは結婚してんのか」




「だから!

レイコって呼ばないで!」




「残念だったなぁ

俺は、天の邪鬼なんだ」





「・・・・」





「脱いで」




「は?」




「脱いで、裸になりなさいよ」




「見たいのか?」




「・・・・・」




「いいけど?

どうせ脱ぐんだし」




俺は
躊躇いもせずに
服を脱ぎはじめた

裸になることなんて
なんてことねぇし


どんどん脱ぐ俺を
レイコは気に入らないのか

ちょっと
不機嫌な顔をして
次はこんなことを言った



「脱いだら・・

全部脱いだら
自分でやって」




「はぁ?」




「ひとりでイってみせて」




「なんだ?それ

やりたくねーのかよ
レイコ」




「違うわうよ」




「そうゆう趣味か?

ま、いいけど?」



「え・・」



「なんだよ」



「逆らいなさいよ」



「はぁ?」



「天の邪鬼なんでしょ?

やらないって
いいなさいよ!」



なんなんだ?

おかしくねーか?

この会話


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