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従わない奴隷

第7章 30代、レイコ

「・・・どうだったかな・・

忙しくて
あんまり

会えないから」






「さみしいんだな



レイコ」






「・・・・・」






「俺みたいに

お前に文句言うやつなんか
いね~んだろ?」





「・・・・・」




さっきまで
かっこよかったレイコは

小さな猫のように
背中を丸めて



うつむいてしまった





「お前のこと
知ってるヤツらとしか
会わねーから
そんななるんだよ」




「え?」




「お前のこと
知らねーやつらと
遊べばいいんだよ

な?」









「どこに・・・


いけばいいのよ」









「連れってやる」





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