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従わない奴隷

第16章 ライキさん、ごめんなさい


「でも……」



「ん?」



「たまになら

部屋に来てもいいだなんて…」





「………」






「ライキ」





「なんだよ…」







「腹、くくりなさい」





「………」







「あの子を救えるのは

あんただけなのよ?」






「……分かってる」





「メール」





「え?」





「メールしなさい、今。」





「え?…」





「なんでもいーから

おやすみでも
なんでもいーから
メールしなさい」





「な、なんで」






「あなたがメールすれば

あの子は
携帯を
握りしめて眠るわ



女って






そーゆーもんよ」

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