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従わない奴隷

第18章 ユウリと唇

それから

ユウリの
簡単な
手料理を食べて


俺は

そろそろ


バイトに行くことにした




行きたく
ねぇけど




「そんじゃ

俺、そろそろ行くな?」





「・・はい」




そんな顔


すんなよ




「明後日、会えるだろ?」



って
自分に
言ってる、俺




「・・はい」





「ちゃんと

迎えに来てやっから」





「・・うん」





え?




い、いま・・


うんって
言ったよな?





「ユウリ?」





「はい」





「い、いや

なんでもねぇ


明日は
会社、行けよ?」






「はい(笑)」






「じゃあ

ほんと

マジ、行くわ」






「はい」



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