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従わない奴隷

第22章 抱き合う 心


風呂から上がって

冷蔵庫へ
直行した



なんだか
喉がカラカラで
仕方がない



冷蔵庫から
ビールと
チュウハイを取りだし
グラス片手に
奥の部屋へ向かった



俺の予想通り

ユウリは
2人掛けのソファーの
隅に

ちょこんと
腰かけていた




「飲むか?」




「・・はい」




「これでいい?」




と、チュウハイを
見せると
ユウリがうなずく


グラスに
チュウハイを注いでやり

俺の缶ビールと
乾杯をした




ユウリは
遠慮がちに
飲んでいたけど


俺はビールを
一気に半分以上を
飲み干し


大きく息を吐いた





「あ~~

なんか
落ち着いた~~~」




やっと

自由に
ユウリに触れてもいい

と言う

切符を手に入れた



そんな気がしたんだ






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