従わない奴隷
第22章 抱き合う 心
「疲れ・・ましたよね?
ライキさん
もう寝ますか?」
落ち着いた~~
と言ったせいで
ユウリはまた
気を遣ったみたいだ
「寝ないよ?
月曜の朝まで
寝ない」
「え?」
「ユウリは寝ても
俺は
起きてて
ユウリのこと
ずっと見てる」
「や、やだ
ライキさん・・
私なんて
見ても
なにも・・・」
「なにも?」
ユウリが
すこし
うつむきながら
顔をそむけた
「綺麗じゃ・・ないし」
「ないし?」
「・・・全然だめで・・」
「そうか?」
「・・・はい・・」
空になったビールを
テーブルに置いて
俺は
ユウリの方に
カラダを向けて
座りなおした
隅っこに座る
ユウリを
まるで
追い詰めるかのように
「俺は
ユウリが
いいんだけど
ユウリじゃなきゃ
嫌なんだけど」
「ほんと?」
「あぁ、ほんとに」
ライキさん
もう寝ますか?」
落ち着いた~~
と言ったせいで
ユウリはまた
気を遣ったみたいだ
「寝ないよ?
月曜の朝まで
寝ない」
「え?」
「ユウリは寝ても
俺は
起きてて
ユウリのこと
ずっと見てる」
「や、やだ
ライキさん・・
私なんて
見ても
なにも・・・」
「なにも?」
ユウリが
すこし
うつむきながら
顔をそむけた
「綺麗じゃ・・ないし」
「ないし?」
「・・・全然だめで・・」
「そうか?」
「・・・はい・・」
空になったビールを
テーブルに置いて
俺は
ユウリの方に
カラダを向けて
座りなおした
隅っこに座る
ユウリを
まるで
追い詰めるかのように
「俺は
ユウリが
いいんだけど
ユウリじゃなきゃ
嫌なんだけど」
「ほんと?」
「あぁ、ほんとに」