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従わない奴隷

第22章 抱き合う 心

腰を引いたかと思うと

俺の名前を呼んで
ユウリは
カラダを起こし

俺に
抱きついてきた




ベットの上で


2人


座ったまま
抱き合う




ユウリは
少し潤んだ瞳で
力いっぱい
俺に抱きつき



なんだか


怖いことでも
おきたかのように

すがりついて
離れなかった




髪や
背中を
何度も何度も
なでてやりながら


ユウリを
落ち着かせると



ユウリが
ポツリと
つぶやいた





「・・もう・・大丈夫・・・」








「ユウリ・・」








「・・・・・」










「入れたい」











「・・・・はい・・」









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