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従わない奴隷

第1章 30代、マリ

シャワーを浴びたマリは

バスタオルを
一枚巻いた姿で

半裸で
ベットに寝そべる俺の近くまで
歩いてきた



「あ、あの・・」



「あん?」



「ど、どうすれば・・」



「あはは(笑)

どうするのか
指示すんのは
マリだぜ?(笑)

まぁいいや

聞いたところで
どうせ
俺の好きなように
するからさ


あ、そうだ


なんで
俺を選んだのか
教えてくれよ


俺、それ聞くの
趣味なんだよ

マリ、なんで
俺なんか選んだんだ?」










「・・・・あの・・





ひどく




ひどくして欲しかったから


・・・」






「ひどく?」





マリは
黙ったまま
うなずいた




「ひどくって

痛い系?」





「それも・・」




「冷たい系?」




「それも・・・」




「ふ~ん」




「と、とにかく


とにかく

もう二度と

セックスなんて
したくないと
思えるように




ひどく



して・・・ください・・」







もう二度と
したくないと
思いたいだと?



なんなんだ?



こいつ・・・

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