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従わない奴隷

第4章 ユウリ、再び

最近
仕事も入らねぇし


なんだか
ヤレない客ばっか

最悪だな、俺。



金欲しいのによ~~



俺は
奴隷以外にもうひとつ
バイトをやってる

奴隷の仕事がない時は
夜、バーテンののバイト
やってんだ


今日も奴隷の仕事が
入ってねぇから
バーテンのバイトに行く予定


そのバイトの前に

仮眠・・

してぇなぁ・・




そう思うと
俺はいつものように
ユウリに電話をして
家に行っていいか
確認する



「おれ~~~」


「はい」


「行ってい?」


「はい、どうぞ」



そんな簡単な会話で
俺は電話を切り
車をユウリの家へと
走らせる


その時


なぜか


俺は




上機嫌だ





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